STRUCTURE 構造

永住に相応しい、安心と信頼の基本性能を。

コンクリート強度

設計基準強度30N/mm²以上のコンクリート。

構造躯体には1㎡あたり約3,000tの圧縮に耐えられる強度を持つ、30N/mm²のコンクリートを採用しています。マンションの寿命や維持管理費用にも大きく影響します。※コンクリート自体の圧縮強度であり、床に乗せられる重さではありません。

床スラブ

遮音性を高める約230〜255mmの床スラブ厚。

上下階の遮音性に配慮し、床スラブ厚は約230〜255mmを確保。床フローリングは遮音性に優れたLL-45等級を採用。また、軽くて強い構造を持つボイドスラブ工法としました。

場所打ちコンクリート拡頭拡底杭工法

耐震性や腐食対策も考慮。

主要構造体となる柱と大梁は帯筋とあばら筋を密な間隔で主筋を巻くよう構成し、地震時に発生するせん断力に対応します。さらに、コンクリートのかぶり厚をしっかりと確保することで、酸化(腐食)による鉄筋強度の低下を防いでいます。

戸境壁

安らぎある住空間を実現する戸境壁。

隣接住戸への生活音の漏れに配慮し、防音性を実現。プライバシーの守られた安らぎある住空間がもたらされます。

外壁

防音性と断熱性に優れた外壁構造。

外気に面する壁の居室側には断熱材の現場発泡ウレタンフォームを吹き付けた上にプラスターボードを貼ることで、結露を抑制する対策を施しています。

ボイドスラブ工法

小梁のないスッキリした室内空間を創ります。

コンクリートスラブ内に鋼管を通すことでスラブ自体で床や天井を支え、天井の小梁を解消し、すっきりとした空間を実現するボイドスラブ工法を採用しました。

防音サッシ

静かな室内環境を実現するT-2等級相当の防音サッシ。

室内の快適性を高めるため、全住戸の開口部に遮音性能T-2等級相当の防音サッシを採用しました。外部からの音を約30デシベル軽減します。

耐震ドア枠

地震時には、建物の揺れにともなって玄関ドア部分も変形します。その結果、ドアの角が枠に接触し、ドアが開かなくなる場合があります。このような事態を軽減するため、枠とドアの間に適度なクリアランスを確保した対震枠を採用しています。

24時間低風量換気システム

室内の空気を新鮮に保ちます。

窓を閉め切ったままでも新鮮な空気を住戸内に取り入れるため、浴室暖房乾燥機を24時間低風量換気機能付とし、常に微量な空気の流れをつくることを実現。室内の空気を常に新鮮に保ちます。

SSコラム工法

最新の地盤改良技術を採用。

本物件では、比較的浅いところにある支持層(強固な地盤)と、建物の柱につながる基礎下部の間の地盤に対して地盤改良を行い、基礎全体で建物の荷重や地震等による負担をバランス良く支える直接基礎(独立基礎)を採用。
地盤改良にはセメント系固化剤と水を混ぜ合わせたセメントミルク(スラリー)を地盤中に注入し、原位置土と機械的に攪拌混合することにより地盤中に柱状の安定した均質な改良体(ソイルセメントコラム)を築造する「SSコラム工法」を採用。
支持層(強固な地盤)と建物基礎の間に直径約1mの改良体(ソイルセメントコラム)を合計186本築造し、建物全体を強固に支持します。
  • 平板載荷試験の様子
  • 改良体(ソイルセメントコラム)築造の様子